病気の早期発見チェックリスト

愛犬や愛猫達は、色々な病気の前兆行動を起こしています。
次のような行動を起こす場合は、何らかの病気・ケガ等を疑って下さい。
そして、いつもの行動と違うと感じた時は、迷わずに直ぐにご来院して下さい。
早期発見が、何よりも一番です。

食欲はどうかな?

食べない・食べっぷりが悪い
偏食が目立つ
(おやつなど好きなものしか食べない)

体系はどうかな?

太ってきた…又は痩せてきた
お腹が膨れてきた…又は一部にしこりがある

お散歩・運動の時は?

歩くのが辛そう…又は行きたがらない 歩き方がいつもと違う

便の状態をみてみよう!

血が混じってる 又は白っぽい 又はタール状
ゆるい やわらかい 下痢
便が出ない 又は出にくい

尿の状態をみてみよう!

色がおかしい (赤い・黄色い・白っぽく濁っている)
出ない・少ない・匂いがきつい
トイレ以外の場所で排泄したりお漏らしする

口・歯の状態はどうかな?

よだれが出る・口臭がひどい

目はどうかな?

目やに・目(網膜)が赤く充血している
目の表面(角膜)が白く見える
目の奥(水晶体)が白く見える
眩しそうにする・又は目が開けづらい

耳はどうかな?

耳を痒がる かく 頭をしきりに振る
耳の中が汚れている ただれていて臭い

毛・皮膚を見てみよう!

部分的な脱毛とかゆみ
寄生虫 (ノミ・ダニ) がついている
皮膚が赤くただれている
フケが多い

他には…?

お水をよく飲む 吐く
セキ・くしゃみ・声がおかしい
お尻をこすりつける

犬の症状例

ブドウ膜炎

症状として、前ブドウ膜炎では、特に急性で激しい痛みを伴うことがあります。さらに結膜と虹彩の両方の血管が充血することにより眼は非常に敏感になっていることがあります。
犬特有のブドウ膜炎では、ウィルス性肝炎、水晶体性ブドウ膜炎や皮膚の脱色素と被毛の白色化に関連する急性両側性ブドウ膜炎などが考えられます。

元気がない

ケガ、精神的な落ち込み、先天性の心臓疾患、肝臓の病気、慢性腎不全、ガン、内分泌の病気、内部寄生虫、中毒等が考えられます。
犬も人間同様、体に不調が起こると元気がなくなります。飼い主さんであれば、いつもと違う様子にすぐに気が付くと思いますが、一般的には 反応が鈍い、散歩に行きたがらない、下を向いて辛そうに歩く、食べようとしないなどが判断基準となります。

よく水を飲む

腎不全、膀胱炎、子宮蓄膿症、糖尿病、クッシング症候群、尿崩症、甲状腺機能亢進症等の病気が考えられます。
よく水を飲むのに、一日のうちに何度も繰り返し吐く・吐き気をもよおす、激しく吐く、いかにも苦しそうに吐く、吐いたものの中に血や異常な内容物が混じっている、などの症状が見られる場合には重大な病気を患っている可能性があります。

吐く・嘔吐

フィラリア症、消化器の病気、尿毒症、急性腎不全、腎炎、子宮蓄膿症、事故による頭部強打、腹部の腫瘍、悪性リンパ腫、糖尿病性ケトアシドーシス、感染症、内部寄生虫、異物の呑みこみ、中毒症状等の病気が考えられます。

一日のうちに何度も繰り返し吐く・吐き気をもよおす、激しく吐く、いかにも苦しそうに吐く、吐いたものの中に血や異常な内容物が混じっている、などの症状が見られる場合には重大な病気を患っている可能性があります。

目の異常

角膜損傷、眼球脱出、交通事故によるケガ、犬同士のケンカなどが原因として考えられます。
目が大きく露出した犬種の場合、犬同士のケンカや興奮、衝突で眼球が外へ飛び出してしまう場合が見られます。
このような場合は、手術を含めた治療が早急に必要ですので、早めに診断を受けて下さい。

尿に異常

フィラリア症、腎不全、膀胱炎、尿路結石、子宮蓄膿症、前立腺の異常、腹部の腫瘍、糖尿病、尿崩症、タマネギ中毒等の病気が考えられます。
排尿の量が少ないなどの場合やたびたび水を飲み、排尿の姿勢をくり返すなどは膀胱炎か尿路結石、前立腺の異常が疑われます。
尿に血がまじっていたり、はぐきが白くなり呼吸や鼓動が非常に速くなる脱水やショック症状がおきたときには、すぐに病院へ行って下さい。

毛が抜ける

クッシング症候群、脱毛症、寄生虫による皮膚病、ノミアレルギー、毛包虫症、疥癬、白癬、ホルモン性皮膚炎、精巣の腫瘍、換毛等が考えられます。
春から夏以外の季節に、全身の毛または一部の毛が異常に抜け落ちるようなら、皮膚病・ホルモン分泌異常・外部寄生虫などが考えられますので直ぐに病院へ行って下さい。

歩き方がおかしい

小脳の障害、骨のガン、骨折、脱臼、股関節形成不全、レッグ・パーセス病、ひざの靭帯の断裂、内耳炎、前庭炎、ケガ等が考えられます。
散歩中や運動途中で植物のトゲや鋭く折れた木の枝が足の裏(肉球)に刺さったり、ガラスの破片または金属を踏んで足を切ったなどのケガが多いです。軽い切り傷の場合は消毒して1~2日で治ります。
しかし傷口が大きく、ひどく出血しているようなときは緊急に外科処置が必要なこともあります。

痩せてきた・太ってきた

肥満、運動不足、栄養失調、心臓の病気、ガン、糖尿病、クッシング症候群、胃腸の病気、すい臓の病気、内部寄生虫、甲状腺機能低下症、不妊手術等が考えられます。
人間と同じように犬も体重の変化は健康状態のバロメーターになっています。日常の生活環境が変わってないのに急に太ったり痩せたりしましたら病気が原因・食生活に問題がと考えなければなりません。食欲がなくてやせたケースには、慢性の病気にかかっている可能性があります。

猫の症状例

下痢、血便

便消化器の病気、胃腸炎、伝染性腸炎、内部寄生虫、しぶり腹、食事性アレルギー、猫パルボウイルス感染症、薬物中毒、薬物アレルギー、ガン、胃がん、リンパ腫、子ネコ衰弱症候群、感染症、牛乳による下痢、トキソプラズマ症、脂肪肝、肝臓・すい臓の病気、脂肪便、腸内細菌の過剰な増殖、巨大結腸症等が考えられます。
下痢は、消化器の問題で起こります。猫は急性より慢性の下痢が起きやすいようです。小腸に問題があると下痢状の便の量が多く水っぽくなり、栄養吸収しにくく痩せてしまいます。大腸ですと少しの下痢と粘液が出て、場合によっては血液と混じって、猫は苦しそうな顔をします。下痢と嘔吐を繰り返すしている場合は、胃に問題があると考えられます。

目のケガ、目の異常

結膜炎、角膜炎、縁内障、ケンカによるケガ、目の病気、感染症、猫伝染症腹膜炎、クリプトコッカス症等が考えられます。
目ヤニと涙が大量に出ている・まぶたが腫れ上がっている・眼球の色が変わっている・薄目か完全につぶっていたら、目にケガをしているもしくは目の病気が考えられます。

出血する

ケンカ、交通事故、鼻出血ガン、鼻出血、鋭利なものによるケガ、免疫力の低下する病気、中毒、血液の病気、下部尿路症候群、膀胱炎、発情などが考えられます。
出血の原因は危険物の上に飛び降りて切ってしまう、自動車にはねられての事故、免疫力の低下にかかわる遺伝的な病気がある・重病なガンにかかってしまったなどがあります。
まず原因がケガによるものか、病気なのかを見分ける必要があります。

毛が抜ける

ストレスによる脱毛症、心因性脱毛、アレルギー性皮膚炎、対称性の脱毛症、ノミによる皮膚炎、疥癬、白癬、肉芽腫、日光過敏症、ビタミンB欠乏症、ビタミンA欠乏症、クッシング症候群、ニキビ尾腺炎が考えられます。
猫の毛が異常に多く抜ける・脱毛する時は何らかの症状があります。引き起こす確立が高いのは皮膚病になったケースです。アレルギー性皮膚炎やノミ・ダニなどの原因になります。

涙や鼻水、くしゃみ

ネコかぜ(ウイルス性呼吸器感染症)、鼻炎、副鼻腔炎、、流涙症、クリプトコッカス症、その他の感染症、鼻の中のガン、鼻の中の異物が考えられます。
猫のくしゃみや鼻水の原因で多いものは『ネコカゼ』です。ネコかぜになると涙目になり、ひっきりなしに鼻汁を出したりくしゃみをし、口の中がただれて痛みが出る事があります。
その他、鼻腔内にガンや異物が入って起こっている事も考えられますので、まずは獣医さんに見てもらうことが安心です。

やせてきている

栄養失調、腎臓の病気、ガン、肝炎・肝硬変、精神的ストレス、老齢、ビタミンB欠乏症、ビタミンA過剰症、発熱、下痢(慢性胃腸炎)、口内炎、慢性的な病気、ネコエイズ、甲状腺機能亢進症、ネコ伝染性腹膜炎などが考えられます。
(1)栄養失調になってしまった。
(2)下痢が続いている状況。
(3)熱が続いて体力が消耗している。
(4)腎臓か肝臓に病気がある
(5)精神的なストレスが起き継続している。
(6)ホルモンバランスの分泌状態が正常で保っていない。
(7)伝染性腹膜炎にかかっている。
(8)老化
などが考えられます。

発熱する

猫かぜ(ウイルス性呼吸器感染症)、咽頭炎、気管支炎、肺炎、猫伝染性腹膜炎、細菌感染症、内部寄生虫、その他の感染症、中毒、免疫の異常、リンパ腫、胆管肝炎症候群などが考えられます。
普段元気な猫がずっと寝ていたり・目を覚ましてもじっと動かない・寒気がしていて小刻みに震えてる・目つきがなんとなくトローンとしている時には発熱しているかもしれません。

吐く

食べすぎ、異物を呑みこむ、毛球症、小動物を羽毛や毛ごと食べた、感染症腸炎、内部寄生虫、その他ウイルス感染症、尿毒症、中毒、リンパ腫、消化器の病気、巨大食道症、胃腸炎、腸閉塞、肝臓・すい臓の病気、糖尿病、甲状腺機能亢進症などが考えられます。
食べ過ぎたり、食べ物をいっきに食べたり、ネズミや小鳥などの小動物を捕まえて毛や羽ごと食べた時に食道に入った物をそのまま吐くような事があります。また身体を舐めて毛づくろいをし手入れするので、口から毛が入り胃の中に出来た毛玉を吐き出します。

頭を強く振る

耳疥癬、耳の中の異物、耳のケガ、外耳炎、前庭性失調症症候群、脳腫瘍、脳炎、脳(東部)のケガ、栄養失調、中毒などが考えられます。
猫が頭を頻繁に振っていたら、耳の中に細菌やダニが感染していたり、異物・昆虫が入り込んだり怪我をしている事が考えられます。
また頭を強く振るケースで、怪我をして脳が損傷した・脳腫瘍がある・栄養失調に陥っている・何らかの中毒をおこしているということも考えられます。

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